動物写真つづき。

秋吉台サファリのアフリカゾウ
4頭いるうち、サファリ側にいる2頭(アキとヨシ)がサバンナゾウ、
ふれあい広場にいる2頭(ダイ君とミミちゃん)がマルミミゾウ。
エサをあげたり触れたりできるのはマルミミゾウだけ。
今回はid:juaami:20090902に書いたことが知りたくて行きました。
結果としては、「微妙」。
調査に大学のエライ方が関わっているので、
正式な研究発表が出るまでマルミミゾウと言いきることもできないそう。
ので、たぶんマルミミゾウだけど違う可能性もなくはない、という状態。
とりあえず同じアフリカゾウだからいいじゃん?みたいなスタンス。
どっちでも可愛いのでどうでも良いと思うが吉。



ダイ君です。耳が丸いよね?ね?
基本的に、アジアゾウは四角い耳でアフリカゾウは三角耳。
たしかに三角と丸の間くらいだなー。




この日は日差しがキツかったので、耳をバサバサさせておりました。
大きい耳で体温調節をしているのでね。
遠くの音を聴くために大きいのではないのですよ。耳はとても良いけれどね。
そのほか、ゾウさんは特殊なので「足で聞く」こともできます。
足の裏から伝って耳で音をとらえるってのが正しい言い方。
たぶん、の話だけど、遠くの雷が地響きとなって伝わってくる感じかな。
あと、アフリカゾウの身体的特徴として、頭が平らってのがあります。
アジアゾウはぼこぼこっとコブがある。
そこに人が乗って物を運搬したりするんだね。



はい、かわいい〜。
ゾウは毛がいっぱい生えてます。針金のような硬さ。
初めて触ると、えっ!となるくらい硬いよー。



エサをあげることもできます。
ニンジンが100円、ニンジンとフルーツの盛り合わせが200円。
ゾウさんに嫌われたくない一心で200円の方を購入してしまう。
器用に食べてくれるダイ君(右)。
エサがないとわかるや、すぐどっか行こうとするミミちゃん(左)。
ちなみに、ダイ君もミミちゃんも背中に土を乗っけています。
皮膚の乾燥を防いだり、暑さをしのいだりするためだっけ。



鼻についても学ぼう。
ゾウの鼻ってのは"鼻と上唇"がにょーんと伸びたもの。
だからモノを掴むことができるのです。
ダイ君はアフリカゾウなので鼻の上下に突起があるけど、
アジアゾウは上側にしかないのね。よってアフリカゾウの方が器用。



こうやって食べる。あーかわいい。
いつも思うのだけど、ゾウってのは一日中食べてるわけで、
それなのにこんなにもチマチマと食べるのは面倒じゃないだろうか。
そもそもゾウは強くなりたい!と思って体を大きく進化させ、
結果的に食べ物に口が届かなくなって鼻を長く進化させたわけで、
最終的にチマチマ鼻で運んで食べるしかなくなったんだよね。
どうよ?それ。
口自体を長く進化させた方が効率が良かった気がする。
そんなとこもまた可愛い。



蹄の話。
サバンナゾウの蹄は前4後3、マルミミゾウは前5後4が基本。
ただ、ダイ君とミミちゃんは違います。
蹄の数なんて個体差があるしさ、というのが飼育員さんの言い分。
ちなみにアジアゾウは前5後4なのでマルミミゾウと同じ。
体が小さい方が蹄が多い、と覚えましょう。



この皮膚感イイネ!
本当はゾウのまつ毛を撮りたかったんだけどね。
ゾウの目は何も見えません。白黒だし、視力悪いし。
耳と鼻で生きてる。見ためどおりでわかりやすい。
皮膚は硬い。でも触ると弾力があることはかろうじてわかる。
一般的に、皮膚の色が濃いのがアフリカゾウ
アジアゾウはもうちょっと白っぽい。日焼けしてるのかなぁ?


ちなみに上の写真は全てダイ君。
場所的にミミちゃんは逆光になるので上手く撮れなかった。
この子はミミちゃんだな。

2頭とも9歳。
ゾウは人間と同じくらい生きるのでまだまだ子供だね。
これから大きくはなるけど、マルミミゾウは成長しても6mくらい。
サバンナゾウが7mを超すことを考えると小さいなー。



暴走野郎ダイ君が両方の牙を折っているのと違って、
ミミちゃんはちゃんとある。折れてるけどダイ君よりマシ。
オスの方が牙が長く成長するはずなんだけどね。
ちなみにアジアゾウはオスにしか牙が生えません。
メスは短すぎて見えないんだな。
そこら辺でアフリカゾウの方がかっこいいぜって気分になるね。


アフリカゾウの魅力を語るエントリ終了。