えーさん。

久々ブログ。
書きとめたいことが見つかったので。


どうやら本日私は車を購入したらしい。
今乗ってるのは大学時代の親購入車なので自分では初購入。
実家から通うなら一人暮らしより安上がりだしどうせいるでしょ、と。
長年乗った軽自動車ちゃんにはそれなりに愛情があるけど
見た目も中身もガタついていてみすぼらしいし、
10万キロ走ったのでさようならするです。


ただ、中古とはいえ初の自分買い車が外国産になるとは思わなかった。
自分でもびっくりする。
まだ買うと決めてないけどたぶん買うんだろう。
維持費や整備費がかかるのはわかってるけどたぶん買うんだろう。
なんかそんな雰囲気だったもの。
帰りにもう一度車屋さんの前を通ったら裏にさげられてたもの。
あれ、お取り置きってやつだもの。


思ったのは車の営業って凄いな、ということ。
いつも通っている車屋さんとの付き合いは長く、
親子でお世話になってるもんだから懐事情も知っている。
提示してきた車は私が探してる価格とバッチリ合っていた。
普通の車は好きじゃないという私の好みもよくわかってる。
外車だけど目立ちすぎず、性能は良い車。
カーポートのサイズまでバレているのでサイズも適度。


でもそれだけじゃこんな上手に売れないよね。
(「売れない」ってもう買った気になってしまっている…)
なんちゅーのかなー。
押し売りするわけじゃなく、断る理由を潰していく感じ。
良い車だよ!こんな車この値段で出てこないよ!と
やんわりしつこく言いつつ、
私が粗探しをし始めると、じゃあこうしよう!と
どんどん追加されていくオプション。
最終的に色々付けてもお値段据え置き!と言われ、
いよいよ断る理由がなくなったところで見積もりが出てきた…。
「買うなら車庫の事もあるしお父さんと相談するよね!
帰ってから検討してみたらいいんじゃない?」と社長さん。
私は知っているのだ。
前日たまたま父が車屋さんに行き、
入荷されたてのその車をいいねぇと気に入っていたことを。
それらを知った上で、帰って検討しろと言ってるんだよね。
外堀もがっちり埋められたぜ。
当然帰宅して、良いんじゃない?と父上からかるーく言われ、
断る勇気などなくなってしまったという現状。


別に嫌なところはない。
お金がかかりそうってのは現実的に思うけども、
このご時世にハイオクで燃費最悪ってどうやねんと思うけども、
元来、人と同じもの嫌いの性格なため欲しい車がそもそもないんだ。
好きなのはMINIくらいで、それは手が出なかったんだ。
たまたまそこに変な車がお手頃価格でやってきて、
ガンガン勧められたら買うべきなんかなぁと思うじゃない!
だってさ、ヘッドライトにウォッシャーが付いてるとか良いじゃん。
ヨーロッパ感丸出しじゃん。
サンルーフなんて絶対に使わないけどなんか良いじゃん。
メーターが英語表示なのもオーかっけーなと思うじゃん。
使うことなんてないってわかってる。
でもATなのにMTっぽい変則とか付いてるとグっとくるじゃん。
ドアがバタンって閉まらないの。パフンって閉まるの。
窓もガーって開かないの。スーッと開くの。
ラクションなんて使ったこと数えるくらいしかないけどさ、
パッパーじゃなくて、フォッフォーって鳴るの素敵じゃん。


結構好きなところはあったな。
ただ全部くだらない部分だな。
自分で書いてて残念なレベル。


そもそも走りの良さを薦められてもわからないもの。
軽自動車から普通車になったら全部良く感じるし。
バックで坂道登れるし馬力があるんだろうね、くらいしかわからん。
問題はそんな人間が買って良い車なのかってことだ。
メンテナンスは今までも車屋さんに通っておまかせしてたから
凄く悪い乗り方はしないと思うけれど、
タイヤ交換一つとってもトンデモな値段になるわけだ。
それを苦に思わない人しか買っちゃダメな車だと思う。


でも買うらしい。
たぶん買う。このままだと買う。
高い買い物を超迷いながら買う。
日頃買い物に優柔不断さがまったくない私が迷いながら買う。
とりあえず五輪みたいなマークだしA3という車だから
安藤さんって呼ぼうかなと決めてる時点で結構買う気だもの。
もういいや、買っちゃおう。
先の事は後々考えよう。


そんな風に自分に言い聞かせるために久々のブログ更新。
まだ迷ってますけどね。