RSR2007の旅〜1日目・ライブ。

<1日目・準備>http://d.hatena.ne.jp/juaami/20070910 のつづき。
ライブレポの体は成していない。書いてある時間も私の到着時刻だし。
あくまで私の行動記録です、と注意書き。


REDに着いたらまだライブ前だったので豚ロールを食す。お、美味い。
買いに行ってたらもう始まってたよSAKEROCKRSR一発目です。


SAKEROCK -15:00
生で観るのは初めてですが、スペシャを流しっぱなしのとき必然的に曲やらライブやら観ているらしく意外や意外知っている曲あり。ハマケンは思った以上にぬめぬめしてるなーと思いながら聴く。目を瞑るとほわ〜っとしてたりシャキっとしてたりして1発目にぴったりな音楽なのに目を開けるとそこにハマケンがいる、というアンバランスさが良いのだろうね。ハマケンのMCが良かったかどうかは記述しないが、思ったより長かったとだけ書いておこう。唯一タイトルと曲が一致する「慰安旅行」を聴けたので、そこでさよなら。私はBOHEMIANに行かなくちゃいけないの。


途中タワレコブースに寄ってキャンペーンに参加。タオルゲット。
と、と、勝手にしやがれのサイン会があるのね!と。
ラッキーなことに私7月に出たCD買ってなかったのです。
ついでだし、くらいの気持ちで勝手CDを購入してサイン会参加券ゲット。
CD購入者にはこちらを、とタオルをまたまたゲット…
家にあるタワレコタオルの数はあまり数えたくないです。


つじあやの -15:40
BOHEMIAN方向に歩いていると聴こえてきたよ「風になる」。♪陽の当たる〜とルンルンしながら到着するとウクレレ抱えてステージに一人可愛らしいお姉さんが。声がとっても綺麗なお姉さんです。高い声がスっと出て何とまぁ癒される。癒されついでに梅酒を買い、地べたにダランと座り込み。こういう雰囲気が許されるのがBOHEMIANです。つじあやのの出演が決まったときから思っていたけど、BOHEMIANってズルイよね。似合いすぎて。欲を言えば去年や一昨年くらいステージと客席に段差がほとんどないとより一層雰囲気が出たかも。どちらにしろ似合ってるから良いか。その後はキーボードなどが登場したのだけど、それでもバンドじゃなく「あやのちゃん」な雰囲気なのが良いです。可愛いなぁ可愛いなぁと思ってたら突然「フェスは戦いだから」と突拍子もないこというところもまた可愛いです。実際はタイムテーブルとの戦いって意味だったらしいけど、一瞬そういう人なの!?と思いました。最初の方で席を立った男性に対し「寂しい〜行かないで〜」と言った時点でそういう人じゃないのはわかってるけども。客に手を振られて振り返すあやのちゃん、可愛いなぁ。「第三の男」(エビスのCM曲)をやったり何故か「風になる」を2回やったり。1回目はウクレレオンリーだったので一応違うバージョンなのだけど、突然の思いつきで同じ曲を2回やる人もそうそうおるまい。最後にやった新曲がお好みでした。


あやのちゃんの後は特にどうしようと決めていなかったので
とりあえずREDに戻ると牧家のソーセージが私を誘ってきました。食す。
今年は本当に人が多くて、何を食べるにも時間がかかる。
たぶん目当てのアーティストがいる人はそれで良いだろうけど、
私みたいな動き回りたい人はその並ぶ時間が無駄に感じる。
牧家ってのはソーセージとビールくらいしか売ってないから並ばない。
美味しいだけじゃなく利点もある、という力説を赤の他人にぶちまけました。
勢いで結局買っていった彼は元気でしょうか。


ハナレグミ -16:40
チーズソーセージを食べながら観る。今年はバタ犬が来ると思っていたのでハナレグミが発表されたとき凄く残念だった。いや、そこはお前さん違うだろう!くらいのガッカリ加減。「家族の風景」をしっとり聴きながらそんなことを考えていた。その後新曲やったのかな?私がソーセージを食べ終わったのもこの辺。串を捨てなければ、と立ち上がったそのときのこと。「心のベストテン第1位はこの曲!」的なMCがありまして。人間って凄いな、と思います。さっきまで考えていたことと180度変わるもんだなぁと。えぇ走りましたよ。串はちゃんと捨てましたよ。周りの人の走りっぷりもなかなかでしたよ。「アゲアゲ」とかいう言葉の意味を初めて理解して、アガるアガる。スチャダラが出てきた頃には客席中程まで突っ込んでました。無意識って怖い。
 ダンスフロアーに華やかな光 僕をそっと包むよなハーモニー
というわけでブギー・バックです。SDPバージョンっていうのかな、ラップが長いやつの方。何が凄いって客が凄いよ。全然求める素振りが無くてもコール&レスポンス。ハナレグミのブギー・バックは今まで聴いた中で一番ちゃんと聴けるブギー・バックだった。木村たくやさんが歌ってるのを聴いたときの衝撃とか嵐さくらい君が歌ってるのを聴いたときの唖然とした気持ちも当然なく。気持ちが高ぶったついでにそのまま「明日天気になれ」も聴いたよ。永積君いいよ!楽しいよ!素敵だよ!でも来年はバタ犬で来て!


終わったので後ろに下がるとずっきちゃん&ひめ様がヘイロールの上に。
え、なんでコイツ前から来てんの?みたいな目で見られる。
ブギー・バックだったからとしか言いようもないし。てへ。
せっかく出会ったのでみんなでSUNへ向かいましょか。
と、通りすがりに祭太郎さんとこがザワザワ。ラジオ体操かな?
とりあえず参加。迷いなく参加。むしろ最前列で参加。
様子がおかしく、アレやコレやと祭さんが話すうちにラジオ体操は消え、
祭's ブートキャンプへ。この時点で祭さんはビリーの動きなど全く知らず、
こんなん?え?あ、そんなのもあるねぇという探り探りなスタート。
イザ本番となるといきなり「アクセル!!!」って。
(行った人及びやった人にしかわからないネタだなー)
いい歳の大人たちが懸命にわけわからんことやってる様が
とてもライジングサンっぽくて良いな、と思いました。
最後はヴィクトリーで締めました。祭さんは流行を取り入れるタイプ。


井上陽水 -17:40
トイレから出るといきなり♪北京ベルリン〜って「アジアの純真」が!急いでSUNのスタンディングゾーンへ。陽水は「アジア」を「あじや〜」と陽水っぽく歌うと判明。そしてその後歌う曲歌う曲全部知ってることも判明。この年齢でステージに出てまぁまぁ若い私が全部知ってるってそれだけで凄いことなんじゃないかな。「メイクアップシャドウ」とか「リバーサイドホテル」とかイントロだけでわかってしまうもの。ただね、その後の曲がですね、絢香さんの「三日月」をカバーしたのだけどね、うん、サビに入るまでわかりませんでしたごめんなさい。生で聴いたこと(フィギュアの世界選手権エキシにて)あるんだけどね。まぁそんなことは次の「少年時代」が凄く凄く陽水だったので忘れました。「氷の世界」は格好良かったし「夢の中へ」やるとは思わなかったしラストの「傘がない」でもうぉーっとなりました。陽水を観に来てるんだし声が良いもんだから思わず声ばかりに耳を傾けてしまうけれど、演奏がちゃんとどころかもの凄く格好良いということがとてもよくわかりました。機会があったらワンマン行ってみたいなー。
 ちょっとここで井上陽水本人に関係ない文句をば。マーキュリーロードのリストバンドチェックが使ってた拡声器、うざい。少年時代の間奏でスタッフの「ありがとうございます」が聞こえました。あれだけ距離が離れていてしかもSUNでは音が鳴ってるのに聞こえるってちょっとやそっとの音量じゃないぞ。凄く盛り下がったのでこれに関してはちゃんとウェスに文句言おっと。あと陽水のときの音響さんはどこかしこで叩かれているであろう。ちょっとミスが目立ったからねぇ。しかも肝心なとこでねぇ。


陽水終わったので一旦テントへ休みに帰る。まだ寒くはない。
暴れてないから着替えなくても大丈夫だしなかなか快適。
ぼけっとしてるとクロマニヨンズが始まったので通路ギリギリの所で観る。
ブンブン言ってみたりエレキギターがかっこいいことを伝えてみたり、
ヒロトはとてもヒロトだったので私は安心してMOONへ行きます。
ひめ様が最前にて誰よりも高く私の分までジャンプしていらっしゃるだろう。


THE HELLO WORKSスチャダラパーSLY MONGOOSE) -19:40
途中で梅酒を買っていたらもう始まってた。気づけば今日2回目のSDP。まるで大ファンのようよ。本当は無知識の状態だけど塚本さんが好き!という理由での鑑賞。あれMC人数が多くない?と思うまではロボ宙がいると気付かないレベルの無知識です。感想はですね、格好良いけどなんというか変な感じ。おぉっとなる瞬間と同時に、スラマンがもったいないと思ってしまう瞬間があるのさ。スラマンが初めて聴いた人にも格好良いねと言われるような感覚的な音楽だとしたら、SDPはある種文学的だったり一聴してわからなかったりという聴く人を選んでしまう部分がどうしてもあるのかな。そこら辺が噛みあってるのかどうか私にはイマイチわからなかった。好きか嫌いかで言えば好きだし、良いか悪いかで言ってもステージ上が楽しそうな限り良いとしか思えないけれど。端的に言うと、塚本さん成分が少なめだったからこんなことを書いちゃう、という結論。サマージャムってのが凄く良かった。


一応GREENまで行ってみようと決意する。どうせ近いし。
そして衝撃を受ける。今年最大に人の多さを呪った瞬間でもある。
スカパラ、人溢れすぎだろう?何この列。どんだけ長いの?
何度も何度も折り返してGREEN横の空き地を埋め尽くす列。まだ伸びてるし。
もういい。夜ご飯だ。思いつきでジンギスカン唐揚げ+揚げ芋を購入。
揚げ芋は相変わらず美味しいし、羊さんも美味しかった。
飲み物はフローズン梅酒というやつ。私はどんだけ梅酒を飲むんだろうか。
シャキシャキ氷に梅酒を注いだだけの液体はなかなか好みでした。
ご飯も食べたし後は寝るだけ!くらいの勢いで喫煙所を見るとひめ様発見。
スカパラひどいねーという話をしつつSOIL行くかー、ということに。
そうそう今年のJTブースは立ってるだけでサンプル煙草をくれたのです。
アクアメンソールってやつをプラケース付きで一箱丸々くれるって凄いね。
RSRロゴ入りプラケース目当てに一つ貰ったけどもメンソールだから吸えない。
そんな私のために来年はキャスターのキャンペーンを是非とも。
2箱買ったらプレゼント、とか色々あるのに全部マイルドセブンだしさ。
去年もマイセン、一昨年はLARKだもん。そろそろいいじゃない。


■SOIL&"PIMP"SESSIONS -20:50
久々に観るけどあまりお変わりないようで。やる曲は違うけどね。曲順の構成で盛り上げるのが巧いな。そして客の勢いが何より凄い。PAより少し後ろにいたので余計にソレが印象的。正直な話、ワンマンで観るよりフェスで観た方がだいぶ良かったなぁ。ライブ自体じゃなくて私の年齢とか考え方のせいかな。前にワンマンで観た時に客席が悪い意味で子どもっぽかったことがあって、それ以来どうしても悪いイメージがあったのです。子どものバカ騒ぎに見えて冷めてしまったというか。この日はそれがなかった。バカ騒ぎじゃなくて盲信・狂信に近い感じ。その感じはとてもSOILっぽくて変に落ち着いて観てしまった。感想は楽しかった、です。


SUNまでテクテクとぼとぼ帰るとKEMURI始まってた。
これはこれで客が凄いというかエライというか。だってもう必死。
私はKEMURIに思い入れがないのだけどこういうの観るとグッとくる。
楽しんで帰れよ!くらいの気持ちを抱きながらテントへ帰還。
なぜって寒いからです。もう耐えられません。プリーズ上着
なんだか異常なほど眠いけど達也さんを一目だけでも観たいんだ。


RSR SESSIONS for CAMPERS 中村達也 and Heavy Friends -23:10
達也祭@REDに着くとTHE Entity of Rudeの方々が演奏中。メンバー・タブゾンビ、日向秀和蔦谷好位置中村達也。格好良いだけを心の中で繰り返して後ろでコーンスープを飲みながら観る。あぁ格好良い。何が何処がじゃなくてもうもう格好良い。格好良いの種類を分けると「ん〜かぁっこい〜」です。聴くだけでワクワクするので眠たい私は本当に聴いてるだけ。立つ元気がないよ。で、次がTHE Tail Fiveっていうのかな?名前なんてあってないようなものだけどさ。メンバー・勝井祐二、吉村由加、カヒミカリィ大友良英中村達也。これまた格好良いけど種類違うね。さっきのようなミーハーとは違う渋めの格好良さ。勝井さんの音を聴くと背筋が凍る感じがして非常に良いです。このバンドが終わるともう24:00をまわるわけでして、次の百々さんが出てきた頃にはもう私はアウトです。さようなら達也さん。本当に観たかったのはチャーハンなのに、やっぱりそこまで持たなかった私の体。ばかばか。たまにはロザリオスで早い時間に出ろー。


2日目につづく。まだ書いてないけど。