自分的五輪レポ最後。

フィギュアスケートエキシビション
もちろん見た。これだけは完全保存用として入念チェックでビデオ準備。
全体的にあれね、今回はショーらしいというかなんというか。
面白い!っていう演技はなく、正統派に自分の得意技を滑る人多し。
私の最も好きなスケーターがフィリップ・キャンデロロ(FRA)なもんで、
彼は今回フランスのコメンテーターとして会場内に来ているもんで、
面白いエキシばかりを求めてしまう性質は治らない。
いっそキャンデロロがリンクに降りないかと期待してしまったり。
そんなことはどうでも良いんだった。


エヴァン・ライサチェク(USA)の演技が最高に良かった。
前も観たプログラムだったけれど、これ好きなんだよ。
それにしてもなんでSPでミスしたんだ?
エキシを観てると、メダル取れたんじゃない?というような演技。
ま、次が必ずあるだろうので先が楽しみ。ファン度上昇。
ジェフリー・バトル(CAN)の演技も良かったね。エッジが滑るのが気持ち良い。
バトルの良いところは、笑顔とかのミーハー部分は置いといて、
この何とも言えないエッジ。4回転が決まれば金メダルだって狙えるね。
ナフカ&コストマロフ(RUS)は圧巻だったなー。
もともとあまり好きな組ではないのだけど、これは凄かった。
ステファン・ランビエール(SUI)はスピンしすぎ…。
凄く好きだから文句はないんだけど。
サーシャ・コーエン(USA)はスパイラルしすぎ…。
凄く好きだから文句はないんだけど。
足を痛めているのはスポーツ選手によくある程度の痛みと言っていたけど、
本当に怪我でもしてるのかな?それともジャンプへの自信がないだけ?
ジャンプなしのエキシで会場を沸かせる軟体動物。凄いなこりゃ。
いや、大好きなんだよ?


と、エフゲニー・プルシェンコ(RUS)ね。
このエキシのために一旦ロシアへ帰っていたんだろう。
今のところバンクーバーも出ると言っているけど、本当に?
「SEX BOMB」のような馬鹿エキシ(褒め言葉)をやったら継続、
(あれです。マッチョな肉襦袢を着るやつ。何でか最近有名)
本気の伝説的エキシを作ってきたら引退、と勝手に予想していたので、
これは引退なんじゃないかと思わせるような滑りと五輪サイドの扱い。
あまりにも王者的、圧倒的な点差での金メダルなので何をしても良いけど、
生バイオリン演奏を持ち出してショー、その後長い長いアンコール、
フィナーレでのコンビジャンプ、そして全体の指揮。
エキシとは思えないほどの高難度のジャンプをミス無く繰り返す姿は、
FSでの少しつまらなさそうな演技(私主観)を考えると、
この人が大会に出続けることの意味がもうわからない。
やっとこさアレクセイ・ヤグディン(RUS)を越えられたかな、とは思った。
もう、別次元。


関係ないけど、バイオリンってリンクに持ち出して平気なもの?
聞く所によるとかなり高価なものらしいけど、すっごい寒いぞ?