終了。

演奏会が終了いたしました。
自分の演奏に関しては、びっくりするくらい落ち着いて演奏できた。
前日の練習では音は出ないわ暗譜飛ぶわでどうしようもない状況だったし、
後輩に「指揮を体でしてください」と言われていたのにも関わらず、
「合わせづらいよね、ごめんね」を連発するようなダメダメ状況だったので、
本番で全部きっちり出来たことに自分で感動。
他パートの音も冷静に聴きながら曲を楽しめました。
良かった。ほんとに。本番が一番良かったと思います。


この2ヶ月は部活のことばかり考えていて、
最後の方は練習にいくのもしんどくなっていて(主に移動がね)、
それでも演奏会に出て良かったと思います。
練習した分だけ本番で演奏中のみんなの気持ちがわかって、
頑張れーと思いながら、かっちり音がハマると異常なほど私が感動しました。
みんなとても良い演奏だった。
みんな頑張ってた。素敵なことね。


邦楽は眠くなると言われているし、1年のときは私も思っていたのだけど、
今回は全然そんなこと思わなかった。むしろ楽しい。
邦楽の魅力というか良さがよくわかりました。純粋に音楽としての。
オケや吹奏楽をする人によく言われるのだけど、
邦楽には指揮者がいないのが不思議なんだそうな。
音をまとめる人がいないのに一体感を感じることが出来るのって、
他ではあまり味わえないことなんだね。
音を通して通じ合うって言葉で書くと格好良すぎるけど本当にそんな感じ。
来年は最後になるんだと思うと、面倒くさがらずに去年も出れば良かった。


そんなことをしっとり考えていたら終わった瞬間みんなボロ泣きじゃないの。
会場で既に泣いている友達につられて涙目になり、
お疲れコンパでは後輩の言葉に号泣し、今は目が腫れているという現状。
泣きすぎな人を見てさすがにこれは…と心の中で突っ込みつつ、
自分も泣いてるから文句の言いようもなく、
酒の力を借りてもう一度泣いときました。
でもやっぱり「これから頑張ってね」と言う度に泣く後輩はおかしいと。
彼が来年の部長ですかそうですか。


兎にも角にも来年が楽しみです。