まとまりのある文章の書き方を教えて下さい。

久方ぶりにロッキンオンJAPANを買った。
表紙がくるりグループ魂が載ってたから。初だよね?
隣の女子高生が「欲しいけどお金な〜い」と言ってたから。
俺大人だから買えるぜぃって雰囲気で買ってやった。
いや、財布は小銭しかないんだけども。


高校生の頃買ったJAPANの山は今も部屋に溢れている。
私は良い意味でも悪い意味でもJAPANっ子になった。
それはたぶん音楽面の話じゃなくて、論理的だとかそういうこと。
大学に入って音楽の話をしていて、JAPAN系だねと2回ほど言われた。
1回は嫌味、1回はジャンルとして。
所詮JAPAN系、と言われることを存分に理解した上で、
JAPAN系という言葉は嫌いだった。何なんだその括りは。
実際に私はJAPAN系から離れたものも聴いてる、という自信があったし、
括ってバカにしている人たちよりかは幾分かマシだろうと思えた。
そして私はJAPAN至上主義にはなりきれなかった。


今、JAPANはカウンターカルチャー雑誌でも何でもないし、
JAPAN系って言葉も今は使われてないだろうな、と思って。
もし使われていたとしても昔とは意味が違うだろうね。
カルチャーとは別の意味だろうな。単なる音楽。
その取り上げられる音楽すら昔とは違う。
今JAPAN系と言うとオランゲランゲさんになってしまうのか?
それはさすがに嫌だな。愛読者であったことは確かなんだし。
あ、久しぶりに買うJAPANはメロン牧場がやっぱり一番面白かったよ。
これからもここだけは立ち読みするよ。電気最高。


書きたいのはそんなことじゃなかったよ。前置き長くなるの癖だな。
「JAPAN系」って言葉をどれくらいの人間が知ってるのかってこと。
別にこの言葉じゃなくてもいいんだけど。
例えば「セットリスト」とか「SE」とか「インスト」とか。
音楽を聴く上で直接的に必要ではないけれど、知ってる言葉。
誰から教わったこともない気がするけれど、使用する言葉。
こういうのを知らない人と話をするのは難しい。
というか、一旦話を止めて説明しなくちゃいけない。
自分自身知った経緯がわからないし、何故知らないのかもわからない。
だから「にんじん」と同じくらい誰でも知ってると思って喋る。


音楽にある程度詳しい人と仲良くなったのは大学に入ってからだと思う。
高校の頃、私は一人で音楽を聴いていたし、そのことを隠していた。
誰にも邪魔されないことはそれはそれで居心地が良かった。
ただ、ふとして会話で通じないことがあることに違和感。
それが自分にとってはあまりにも当たり前な音楽にあることから、
単純にわからなかった。なんで?の連続に余計自分を塞いだ。


今は音楽の話をしていて理解してくれる人が身近に居る。
逆にその状況を私は上手く受け入れられていない。
ただ最近になって、何でそんなこと知ってるの?と思えるようになった。
どこかで調べてるんだよね、みんな。
興味のあることなんだから、それが当たり前なんだ。
それを理解できずに塞がっていた私が馬鹿だったんだろうな。


ごめんなさいとかありがとうを言いたい気分になったんだよ。
しおらしくて可愛かろう?