好きなものの話は長くなるんだって。

juaami2005-11-16

最近引き篭もり気味なので自分の部屋が一番落ち着く。
景観を考慮して今年はコタツちゃんを出さないことに決めました。
どうせ自分の周りには毛布巻くわけだしね。
代わりに何かぶ厚いラグを買いたいなー、と探し中。
もこもこして気持ち良い上に収納時はちっちゃくなるやつないかしら?


部屋の飾りにははっきりとした到達点があります。
今ひとつは実現した。ブラインドね。
あと壁中mina perhonenのミニバッグってのもしたいけれど、
そうも上手く行かないよなー。そんなに買えない。
ま、これもいつか叶うでしょう。時間の問題。


ただね、最大の目標がどうしたら良いものかわからないのさ。
一面だけでいいから、壁いっぱいのサイズの写真が飾りたい。
出来れば美術館みたいな感じで、でも額に入れないでどーんと。
いつ見てもそこにある、見る度に嬉しくなるようなやつ。
頭の中ではどの写真かってとこまで決めてるんだけどな。
写真家・大森克己のやつ。
初年度ジャパンフェスの時の空の写真。
曇り空に虹がかかってるやつ。
ちなみに初年度ジャパンフェスは2日目が台風で中止になったのだけど、
その前日の空に虹が掛かった瞬間の写真。
台風の前にはびっくりするような空の色を映し出すことが多い。
大抵どれも不穏な雰囲気で、悪いことが起きそうな色なんだけど、
この写真は真っ青。深い深い青。小さな飛行機まで映ってる。
(UPした写真は色が明るく見えるかもしれないけど)
実は空の写真は好きじゃないというか嫌いなんだけど、これは特別。
っていうかこれ以上がないから空の写真は嫌いなんだと思う。


ちょっとお話は写真の方へ。
写真が好きというと、なんで?とよく言われます。
私は毎回上手く答えられない。上手く言葉に出来ない。
技術面での上手い下手は簡単に言えるんだよ。
これはこうだから良くないんだよって。
たださ、それ以外は全部好き嫌いでしかない。
別に写真に限った話じゃないけど。


だからいつも説明がとても抽象的。
大森克己はそこにあるモノをそのまま撮る人。出来るだけクリアに。
モノってあれさ、空気とか温度とかを込みで。
それって芸術か?ってよく言われる。
わかりやすいアート写真とは違って、説明できない。
だって撮っただけ。シャッター押して焼いただけ。
でも私にはこんな写真撮れないから好き。だから芸術。
それじゃダメ?


この写真が好きな理由はパワーがあるから。
空の力にはいつも圧倒されるけどこれは空だけの力じゃない気がして。
壁一面にこの写真があったらいいなーっていつも思う。
B0サイズ(1030mm×1456mm)とかさ。
普通に印刷してもらうのでも2万近くかかるんだよね?確か。
っていうか大森克己のやつがいいんだけど。
あ、大森克己さんに直接言えって?
う”ぅ。無理じゃん。欲しいのに。凄く欲しいのに…。