小島麻由美@広島クラブクアトロ

行ってきました、こじまゆライブ。
広島まで高速バスに揺られる間も頭の中は麻由美の歌でいっぱい。
遠足に行くかのようなうきうき気分で広島の街をふらふら〜。
お金ないから買い物ひとつできないので広島在住の姉のお買い物に付き合う。
腹ごしらえして会場へ。
以下、レポ(感想しかないメモだな、こりゃ)。


今回のツアーは東京で毎月行っているイベントの延長です。
それにしても人が少ないなー。250人くらい?
キャパ7、800人なんですけどね。
整理番号は早いけど前で観る気も特になかったので、
カウンターのとこで煙草をぷかぷかがてら人間観察。
年齢は高め、男女比半々。
おしゃれ(というか奇抜)な人とおとなしそうな人も半々。
と思ったら家族連れもいますよ、何でもありやな。
だらだらするのも飽きたので中に入るとやっぱりがら空き。
みんな床に座ってるし。
ところで、最前が空いてるんですけど…。
行くよね、前。はい、最前ゲット。


今回はキーボードじゃなくてグランドピアノ。良いっすねー。
待ち時間もほどなくして客電が落ちる。
普通ここで後ろから圧力がかかるんだけど、全くなし。いやー快適よのぉ。
サングラスかけたおじ様を先頭にメンバー登場。
この人見たことあるけど誰だっけ?
と思ったら途中紹介されてました。
ピアノ・Dr.kyOnさん。元ボ・ガンボスの人です。
色んな人のプロデュースとかしてる人だよね。
あとはいつも通りの面々。
ギター・塚本功、ベース・長山雄治、ドラム・ASA-CHANG
麻由美は黒いレースで縁取られた白い綿ワンピースで登場。
まぁ可愛らしい。っていうか細っ!
もみ上げのとこの髪をくるんとして留めてるのだけど、それが可愛い。
裸足にアンクレットってのも可愛いし、ネイルアートすら可愛い。
もしかしてこの人すっげぇ可愛い人なんじゃないだろうか、とか
ものっそい今更考えてみたり。。。


セットリストは覚えてません、いつもながら。
今日はフルートがいないのでその部分をピアノが補うんだけど、
KYONさんがもうアドリブアドリブでやるので違う曲みたい。
上に詩を載せた「ショートケーキのサンバ」なんて、
元々は可愛くってあっさりした曲なのに派手派手してる。
足は行進してるのでもちろんペダルなし。なのにこの音圧。
だいぶジャズっぽくなってました。
その他の曲もピアノは完全にジャズ。
去年のツアーは映像を見る限りビッグバンド調だったのだけど、
今回はジャズ、ブルース、ロック。
ASA-CHANGは相変わらずドコドコと叩くなぁ。
あのバカでかいクラッシュとライドは普通のサイズになり、
代わりにめっっっちゃ小さいシンバルがある。
この人のドラムセットは何でもありなんで見てて楽しい。
コンガだか木魚だかもあるし(「先生のお気に入り」で使用)。
ま、上手いんだよねASA-CHANGは。
音がでかいのも太いのも置いといて、上手いのよ。


そろそろ歌のことも。
麻由美は巧くない、上手いだけだと言っていたのは誰でしょう。
はい、昔の私です。
麻由美は普通に歌唱力のある人でした。
低音から高音に飛んでも平気で声が出る出る伸びる。
1曲目から鳥肌。こじまゆのは歌うのが難しい曲ばかりなんだよね。
軽く歌っちゃうからわからないけど。ピアノ1本で歌うととてもよくわかる。
「ひまわり」の始めをギター1本で歌ったのが私的ベストでした。


トークはもうネタでしかないので。味、とも言うが。
「楽器紹介をしよう」と言って塚本さんにギターの名称を聞き、
製品番号(っていうの?)を答えられ「?」ってなってたり、
「何か聞きたいことありませんか?意見交換しなきゃ」
とかわけのわからないことを言ってみたり、
塚本さんにチャック・ベリーの真似を強要し、
「出来る曲ないかな?「わいわいわい」とか?」と言ってみて、
塚本さんに「もうやった(曲)じゃん」と言われてみたり、
今度出す自分の画集のタイトルを忘れてみたり、
忘れたことを塚本さんに怒られたり…。
麻由美曰く「私、聞き取りが悪いから…」だそうで。
っていうかどうしてこの人の地声はアニメ声なんだろう。


そういえば「サマータイム」という新曲もやってた。
途中にピアノがOVER THE RAINBOWを挿んだりする素敵曲です。
季節外れなタイトルだけどきらきらしてて好みだった。
あと由紀さおりの「夜明けのスキャット」もやったな。
聴けて嬉しかったんだけど、途中でASA-CHANGがドラムをミスって
一人で大爆笑してたことの方が印象に残ってるや。
ミスといえば「ぱぶろっく」前奏で客がくしゃみ?をして
麻由美が吹き出してしまい仕切り直したことも。


全部含めて小島麻由美
本当に独特の人だなーと思った1時間半でした。
時間短いけど麻由美が言うとおり1曲が短いんだよね。
アンコールもなかったし。
客電点いて衣装を脱いでからアンコールしたこともある人なので
かーなり期待してたんだけどな。
家に着いた瞬間、また行きたいと思うようなライブでした。