RSR日記 2日目。
はい2日目です。
1日目と違うのは観なければいけないものがはっきりしていること。
真心ブラザーズ、KOOLOGI、勝手にしやがれ、ね。
1日目あまり食べなかったから、食を楽しむことも忘れずに。
あと健康管理も気を付けなくちゃ。勝手さんは朝の4時からだし。
いきなりじゃがバタとホタテ焼きを食す。ホタテ美味。
●赤犬
存在は知っていたけどちゃんと聴くのは初めて。
感想としては、変態ビッグバンド。
下ネタ多いのよ。とても。どんどん脱ぐし。
男の文化祭ノリというかなんというか。
性には合わないけど、フェス的には良いかと。
●生意気
RSRだしBLACK HOLEにも足入れ。
生意気はニュージーランド出身のアーティストさんです。
「後で芋焼酎持ってきてよ」
「適当に作ったから楽に観て」
なんて言いながら映像垂れ流し。
生意気の世界観は好きなのだけど、ビールのせいで眠気が、、、。
●BLACK BOTOM BLASS BAND
ちょっと暇なんだよなーとか思いながらSUN付近をフラフラ。
そしたら音が聴こえてくるじゃないですか。
BBBBパレードだ!走れ私!!
大群を引き連れて練り歩くBBBBの皆様に遭遇。ラッキー。
ほろ酔いだったのでふらふらと踊るあたくし。
ラッパの真横でくるくると回っていると、目ぇ付けられました。
ん?何?ラッパさん(名前知らないの)ニヤニヤしないでよ。
と思ったらやられました。
耳元に向かってラッパさん吹く吹く。
ラッパと耳の距離は30センチほど。
耳痛っ!思わず耳押さえたよ。
えぇ?という私を尻目にニヤニヤするラッパさん。
嬉しい攻撃でした。
●DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
凄い。こんなに凄いとは思わなかった。
絶対に見ようとは思っていたのだけど、
菊池成孔自身がすかしてて好きじゃないし、
そもそもジャズが好きじゃない。
でも格好良かったんだよ。
ダンスミュージックを生音でやりました的な音。
だから5拍子のリズムに4拍子のメロディが乗ることもあるし、
14拍子じゃない?と思われる曲もある。
でもそれが体に馴染んでしまった。
薬で例えるなら、ダウナー系。
トランス状態になった後、気分が悪い。でも求めてしまう。
というかね、菊池が格好良かったんだ、これが。
指揮者のように後ろ向きに立つから表情も見えないんだけど、
こんな気持ち悪い音を出しながら、楽しんでいる。
凄いやんね。うん、格好良い。みんなして踊る踊る。
持ち時間過ぎて長時間やったけど、長く感じなかった。
CD買おっと。
DCPRGが押したせいでStrange Love Psychedelicoが見れなかった。
やっぱり菊池嫌いよ。ネギが観たかったなー。
●フィッシュマンズ
今年のRSR最大の目玉であろう、フィッシュマンズ。
ゲストボーカルは大体の予想通り、
クラムボン原田郁子、永積タカシ、UA、忌野清志朗、BIKKE。
でもさぁ、そんなんじゃなくてさぁ、フィッシュマンズの音が鳴ったんだよ。
ボーカルを含めて、ね。佐藤さんいないのに、違和感がなかった。
「Wether Report」始まった瞬間から涙とまらんし。
別に私、フィッシュマンズに対して思い出なんてないよ。
聴いたのは佐藤さんが亡くなった後(知らなかったけど)だったし。
でもさ、綺麗なんだよ。すごく。
いい曲だなぁ、と改めて素直にそう思ってしまった。
欣ちゃんはとても楽しそうで、それは佐藤さんがどうとかじゃなくて、
今演奏できる喜び、それに対して純粋な反応を見せる観客、その一体感。
夕焼けまで味方して美しく夜が更ける。さすが晴れ男。
目に耳に焼き付けたいのにタオルから顔があげられない。
「哀しい時に浮かぶのはいつでも君の顔だったよ
哀しい時に笑うのはいつでも君のことだったよ」
何度も繰り返して、最後まで泣きっぱなしだった。
一生忘れない。何度も思い出す。
この後しばし放心して、HIGH-LOWSあんまり見れなかったや。
頭がぐちゃぐちゃでさ。
HIGH-LOWSは良い意味でいつも通りでした。
あの人達、いくつなんだよ?やっぱり14歳だと思う。
HIGH-LOWSを観ながらてくてくとEARTHへ。
次は真心。
●真心ブラザーズ
寒くなってきたので上着を持ってEARTH TENTへ。
って暑いよEARTH。上着、早くもいらない。出来ることなら捨てたい。
そして人多っ!まだだいぶ時間あるのに。
と言いつつ前の方をキープ。当たり前さ。
登場前に何度も後ろから圧力がかかる。圧縮袋状態。
真心っていつもこんなに激しいの?
ミッシェルばりやん、と思いながら右手を見ると、
リストバンドに付けていた勝手さんバッジがない!うーわ、泣く。
感想としては、真心最高でした。
JAPAN FES.と同じセットリストと思ってたら全然違う。
復活記念祭みたいな懐メロオンパレード。
「素晴らしきこの世界」って!「スピード」って!
あ〜、これじゃ私が人間としてもう終わりだよ。
「STONE」もやったんだけど、いい歳した男女が
「チ○ポから石が出たー!」って叫ぶのっておかしいよね。
YO-KING格好良いなぁ。桜井さんも格好良いなぁ。
やっばい、幸せ。
この後ヒメと遭遇。北原さんを見たとか言いやがる。
私がスカパラで北原さんが一番好きと知ってて言ってるんだよね?
嫌がらせか?
酒とダカラを一気買い。水分が足りないよー。
今からKOOLOGIなので体調を整えるのに必死。心の準備も。
●the pillows
今日の北海道はあまり寒くないようなので
上着から何からレジャーに置いて身軽になってGREENへ。
あぁ、pillowsもう始まってるし。
知ってる曲はちょいちょい。
でもやっぱり楽しいね。うん、格好良い。心が晴れ晴れ。
でもね、さわおさんはあまり喋らない方がいいと思うよ。
なんか、グダる。格好良いのになぁ。
●KOOLOGI
pillows終わった瞬間に前に詰め寄る。
右側前から2番目。ま、上等でしょ。
AKIOも好きなんだけどね、どうしてもアベ寄りになってしまう。
周りの客はうざかったよ。とーてーも、ね。
この人達とは一緒にされたくない、と思いながら始まりを待つ。
音出しの最中、アベのマイクスタンドが直立に。
そんなのにときめく私、前言撤回した方がいい?
AKIOの弾き語りから始まったKOOLOGI。
何度も「Rising Sun People」と言うのでちょっとにやける。
私、RSRにそうとう来たかったらしい。
演奏はいつも通り、という印象。
肩を張らず、緩くもなく、きっちりとやり切る。
好印象なのだけど、ちょっと短すぎやしませんか、AKIOさん?
来週行くのではもっといっぱい聴きたいなー。
●うつみようこ&YOKOLOCO BAND
そのままGREENに居座ってたら最前列になりましたとさ。
んー、うつみようこ格好良いね。
見た目だけでも一度見たら忘れないであろうに、
演奏はもっと印象的。野太い。
ドアーズのカバーなんかもやって楽しませてくれる。
色んな意味で上手いな。楽しい。CD買いだ。
ここいらでそろそろ足がパンパンになってる。
そりゃそうだ、寝てないし。
寒いし疲れたしで、ボルシチスープを飲む。
これ美味しかったよ。
ヒメからもうすぐSOILと聞いて行くかどうか迷う。
だってGREEN〜RED間は遠いんだもの。
SOIL観たい、足痛い、SOIL観たい、足痛い・・・
よし、REDまで駆けて行こう。
●SOIL&”PIMP” SESSIONS
たどり着いたSOILはもう終わり目前。
2曲しか聴けなかった。。。
サックスの人の動きの気持ち悪さは観れたけど。
後ろから見たのでSOIL自身よりも客のノリに驚く。
凄く良かったんだろうと思うとボルシチ飲んでた時間を後悔するよ。
またの機会にちゃんと観たいな。
お腹がすいたのでラーメンを食し、ズッキ&ヒメと合流。
だらだらと時間をつぶした後、犬式を観に行ったのだけど、
REDが遅れているせいで見れない。
ほんと、菊池成孔嫌い。
●くるり
SUNを通りがかりながらくるりを鑑賞。
いつものフェス的セットリストとかけ離れたものをしてませんか?
いいの?それで。
くるり大丈夫なんかな、と考えたりもします。
●POMERANIANS
まっっったく知らない人達なんだけど、勝手さんのために早めにGREEN入り。
「夜明け前」という曲を?していたのだけど、時間も相まってとてもさわやか。
最近の若者の音楽(青春パンク、みたいな)だろうと思っていたので、
ひねくれた好青年達に好印象。
気持ちよかった。しゃっきりした。
●勝手にしやがれ
意識もせずにど真ん中2列目へ。
前の子がちっちゃいから実質は最前列だね。視界良好。
ベース、ドラム、キーボードの音出しにメンバーが出てくる。
チャーリーのセッティング完了。
隣の男、「チャーリー!」と叫んでいる。
逆隣、腕に総刺青+彼女を守っている。
なんか変な場所に来ちゃったな。
それはそうと、今日も武藤、素敵です。
ホーンはバックから音出しするのだけど、
テナーのときに不覚にもときめく。音だけで喜ぶ。
そしてそして始まりましたよ勝手さん、
セットリストが丸見えで、いっぱいやるなぁ、とか思いながら。
あー、もう格好良い!なんて格好良い人達なの!
フェス用なのかBPM早めの曲ばっかりで会場沸く沸く。
客「おはよー!」
武藤「眠くないだろ?」
はい、眠くないです!あぁ、渋いなぁ。
「メランコリック・デカダンス・ピエロ」 からの流れがやばい。
「ラグタイム」、「奴隷」(大好き)、「Z28」、「ブラックマリヤ」。
「奴隷」では福島さん下に降りるから更に会場が沸く。人、多いなー。
最後はもちろん武藤がバスドラからジャンプして転がってました。
アンコールなくてもいいの。だって十分格好良いし。
トリにふさわしくてすっきりしたよ。燃え尽きた感。
ということで、RSR終わりです。
斉藤和義が「歩いて帰ろう」と歌ったけども飛行機で帰るさー。